Instant Sympathy

タイムライン上に現れては消える流行。それは指先で作り出す即席のシンパシー。

表示されている映像は、筑波大学の学生からなるTwitter上での社会構造を可視化したものです。

筑波大学は、ある意味異常な高いTwitter普及率を持つコミュニティです。授業中の議論や、疑問に思ったこと。行事前後のワクワクした呟きから、地震が起きた時の驚きまで。それら全てが、オンライン空間で共有され、そこに成立する仮想の社会を支えています。

本作品では、3000人近くに及ぶユーザーのデータを元に、現実の筑波大とパラレルに存在する「オンラインでの筑波大」を露わにしました。現実世界で起こったことが、どのようにオンラインの社会に影響を与えていたのか。目に見えない、もうひとつの筑波大の姿をご覧ください。

映像の読み解き方

3次元空間上にプロットされた点は、左上に表示された時刻にツイートしたユーザーを表します。

各々の点は、互いのフォロー・フォロワー関係によって引かれあい、より近い関係にあるユーザー同士でまとまろうとします。

色のついた点は、同じ文脈の使用やリツイートなど、共通の話題をツイートしたユーザーを表します。

近いユーザーの間、空間上では狭い範囲でのみ取り上げられる話題もあれば、空間全体を染める広い話題もあります。

作品内での時間は現実の100倍速で流れており、1日分の映像がおよそ15分で再生されます。

授業時間帯にはそれぞれの授業内での話題が流れるほか、全学的話題や大きなニュースがあった場合も顕著に表示されます。時間帯ごとの点の数から、筑波大生の生活パターンを垣間見ることもできます。

Resources

Info

Instant Sympathy / Instant Sympathy

Interactive Video (loop)

I/O (Kazumi Inada + Takuto Okamoto), 2019

岡本太久斗とのユニット活動「I/0」による作品。本作品では音楽・デザイン・コンセプトを岡本が、原案・アーキテクチャ・グラフィックを稲田が担当した。

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