Works

おとしもの

Puppetry Troupe NEU, Kazumi Inada, 2018-2019 / Stage Performance (Puppetry)
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筑波大学人形劇団NEU公演「おとしもの」において、演出・美術を担当。

オーストラリア出身の絵本作家ショーン・タンの大人向け作品を舞台化。主人公の少年の、どこからきたのかわからない「迷子」とのふれあいの物語を通じて、効率を重視し「ヘンテコな」ものに対する大らかさを失いゆく現代社会の姿を描いた作品。

2018年は4人の、2019年には3人の人形遣いが入れ替わりながら、ときには自分自身がキャラクターとして登場する特徴的な演出を採用。また、前例のない外観の人形をはじめとする美術の制作にはレーザー加工機や3Dプリンタが活用されるなど、伝統的な人形劇の技術を発展させた製作がおこなわれた。

作品情報

「ぼく」がビーチで出会ったヘンテコな生き物は、どこにも帰る場所のない「迷子」だった。ぼくはそいつのことを知る人がいないか探して回るが、周りのみんなは忙しそうで誰も取り合ってくれない。ぼくは、なんとか迷子の居場所を探そうと旅に出るが……。

  • 原作:Shaun Tan「ロスト・シング」河出書房新社(原題 "The Lost Thing")
  • 音楽:Astere https://astere.jp
  • 照明:山本響平
  • 宣伝美術:安冨匠
  • 操演指導:人形劇団むすび座(愛知県名古屋市)
  • 後援:つくば市・つくば市教育委員会・筑波大学芸術系サークル連合会

作曲者AstereのSoundCloudにて、本作品のサウンドトラックが公開されています。

公演記録

  • 2018/08 飯田市丸山公民館(長野県)
  • 2018/08 飯田市羽場第一公会堂(長野県)
  • 2018/08 非公開の上演地 2件(茨城県、依頼公演)
  • 2018/08 つくば市民ギャラリー(茨城県、2ステージ)
  • 2019/05 筑波大学附属図書館(茨城県、2ステージ)

公演関連のイベント

  • 2018/10 児童文化交流フェスにて、演出として作品の紹介と解説を実施。
  • 2018/12 筑波大学 openfab創房が発行する「創房報」に、作品の美術に関わるファブリケーション技術の紹介記事を寄稿。

Stage Performance (Puppetry)

Puppetry Troupe NEU, Kazumi Inada, 2018-2019

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